今日がいちばん小さい君と

気がつけばもう中学生と小学生の息子たち。 いつも私から離れなかった頃が、よちよち歩きだった頃が懐かしい。 どんどん大きくなる息子たち。今日がいちばん小さい息子たち。 そんな「今日がいちばん小さい君と」一緒に過ごす大切な日々を綴ります。

今朝は小さな小さな親離れ子離れ。

今日から6月!
弟くんが小2になってから早2ヵ月。

昨年度、小1の1年間は、お兄ちゃんが6年生でした。
なので、登校は毎日お兄ちゃんと一緒。
まさかママは安心だったし、弟くんも心強かったことでしょう。

そして、この春からはお兄ちゃんは中学生なので、登校班にお兄ちゃんはいません。
ひとりで行ける公園もあるし、登校班の集合場所ぐらいもちろんひとりで行けるけど、ご近所のお友達が新1年生だったこともあり、最初はまさかママも集合場所まで送っていました。

最初の数日だけ…と思っていたのですが、弟くんが心細いらしく「お母さんも来て欲しい」と言うので、それからも毎日集合場所までは見送っていました。
弟くんに「一緒に来て」と言われても、まさかママが「ひとりで頑張って行ってらっしゃい」と言えば、弟くんはひとりで行っていたと思います。

それをしなかったのは、それが出来なかったのは、まさかママの気持ち。
中学生になりめっちゃ巣立った感のあるお兄ちゃんを目の当たりにし、いつかは弟くんも「お母さんも一緒がいい」なんて絶対に言わなくなることが容易に想像できてとても寂しくて…。
「一緒に来て」と言われるうちは送って行こうと思ってしまって。

弟くんが親離れ出来ていないようで、実はまさかママの方が子離れ出来ていないんだろうな。
これじゃいけないと、少し前に「お母さんが送って行くのは5月までだよ。6月になったらひとりで行くんだよ」とお話しすると、納得した弟くん。

そして今朝。
いよいよ6月。
ひとりで玄関を出て行く弟くん。
「お母さん、見えなくなるまで見ててね」という弟くん。
笑顔だけど、何度も何度も振り返る弟くん。

そんな弟くんのかわいくも頼もしい姿を見送った後、ひとりになって家に入ると、まさかママ涙があふれてきちゃいました。
ほんの小さな出来事だけど、これも親離れ子離れだな…なんて。

今日は晴れの天気予報ですが、弟くんを玄関で見送った朝はまだちょっと雲多め。
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雲間の青空を見て、励まされたような気持ちの今朝のまさかママでした。