今日がいちばん小さい君と

気がつけばもう中学生と小学生の息子たち。 いつも私から離れなかった頃が、よちよち歩きだった頃が懐かしい。 どんどん大きくなる息子たち。今日がいちばん小さい息子たち。 そんな「今日がいちばん小さい君と」一緒に過ごす大切な日々を綴ります。

お兄ちゃん、中1でついにメガネデビュー。まさかママ、ショックで涙。

毎年1学期に学校で行われる視力測定。
小6の去年、初めて眼科へ行くように用紙をもらってきたお兄ちゃん。

まさかママ、自分自身が小学校の頃から授業中は要メガネ、中3の頃には常時メガネでした。
高校からはずっとコンタクトですが、視力が悪いことの不便さを身をもって経験しているので、子供達の視力が悪くなることを恐れていました。
それがついに現実になりつつあることに、かなりショックでした😢

考えてみれば去年は、3月からしばらく小学校が休校。
授業はオンライン、そして家に引きこもっている暇な時間は、ついついいつも以上にテレビ、ゲーム、タブレット…、お兄ちゃんの眼はデジタル映像に触れる機会が急増していました。
学校が再開するまでの丸々3ヵ月、そんな生活だったことが視力低下に影響していたんだと思います。

初めて眼科を受診した去年の段階では、視力が低下はしているものの、必ずしも眼鏡が必要という診断ではありませんでした。
お兄ちゃん自身、授業でもサッカーでも、見えづらいということはなかったようだし。

その後も小学生の頃はゲームに夢中、コロナで自宅にいる時間が増えたことで今に至るまでタブレットで動画を見続けていたお兄ちゃん。
まさかママはことあるごとに「目が悪くなるから!」と注意していたので、お兄ちゃん自身も「目が悪くなるのはイヤだ!」という気持ちが強くあり、でもゲームはしたい!タブレットは見たい!
そこで自分からブルーライトカット眼鏡を買って欲しいと志願してきて、買ってもらってからはありとあらゆるデジタル映像を見る時には自発的に必ずブルーライトカット眼鏡をかけていました。

が、しかし…、1年後、中学生になって初めての視力検査でも、また用紙をもらってきました。
今回はついに要メガネの診断。

まさかママ、そうだろうな…とは思っていたけど、実際その診断を聞くとものすごーくショック。
診察室で先生の話を聞いた後、メガネの処方箋のための検査に呼ばれるまでの待合室で色んなことが頭を駆け巡りました。

事前に子供の視力回復についてはある程度調べていたし、待合室にも視力回復に関するポスターが貼られていたし、オルソケラトロジー治療よる視力矯正、マイオピン点眼薬による近視進行抑制、などの方法があることは知っていたので、処方箋の検査の前に、藁にもすがる思いでもう一度先生にお話を伺わせてもらいました。
メガネになるショックとどうにか視力を回復させてあげたい必死気持ちがが入り乱れて、まさかママ涙目になってしまった。
でも、近視ぐらいで泣く保護者もヤバいという冷静な気持ちはあったので、グッとこらえて、先生のお話を聞きました。

  1. オルケソラトロジー

    寝ている間にコンタクトを装用することで」角膜形状を変化させ、脱着後の裸眼視力を改善させる治療法。変化した角膜形状は一定期間維持され、昼間は裸眼視力が改善するもの。

    これ、未成年については有効性・安全性が確認されていないと注意事項が書いてあったのですが、先生にお話を聞いたところ、中学生のお兄ちゃんでもこの治療が出来るとのこと。

    でも、恐がりのお兄ちゃん、コンタクトは断固拒否!
    まさかママがコンタクトを付けたり外したりする様子を見るだけでビビッているタイプなので💦

    また、この治療による視力矯正はあくまで一時的なもので、コンタクトを使わなくなれば本来の視力のまま。
    根本的な視力回復ではないこともあり、お兄ちゃんには無理強いはしませんでした。

  2. マイオピン点眼薬

    小児期の近視の進行を軽減させることを目的にアトロピンを0.01%配合させた点眼薬。近視の進行を平均約60%軽減させると言われている。

    これ、説明に「12歳までの小児」と書いてあったので、おそらく小学生までってこと。でもお兄ちゃんは中学生だけどギリギリ12歳。

    先生のお話しでは、やはり小さい子に有効な方法だそう。でも「大人の身体に成長するまで」ということで、まだお兄ちゃんにも効果がないとは限らないそう。保険適用外の治療ということもあり、先生も積極的にすすめるという感じではなかった。

    でも、やらないで後悔するよりは…と思い、お兄ちゃんにも確認すると「やってみたい」と言うので、ダメ元でもいいからやってみよう!ということになりました。

    ただ、こちらも視力を回復させるわけではなく、近視の進行を抑制するだけなので、結局メガネは必要なわけで…。


その後、メガネの処方箋のための検査をし、いざメガネを作ることに!
まずは定番の眼科に付設してすぐお隣にある眼鏡屋さんをのぞいてみると、昔ながらの価格帯のお安くても10,000円以上はするものばかり。

JINSやZoff、リーズナブルなお店がたくさんある昨今、まさかママも家でしかかけないけれどメガネは持っていて、もちろんJINSでお安く買っている。
お兄ちゃん、すでに「これがカッケー!」ってツルの部分がしなる壊れにくそうなおしゃれメガネを選んでいたけれど、すぐ近くにJINSもあるのでそこに行ってみることにしました。

JINS、さすがにお安い!
さっきの眼鏡屋さんの半額で買えちゃう。
そして、お兄ちゃんがさっきのお店で気に入ってたのと全く同じ感じのメガネも或るある~!
無事にお兄ちゃん初めてのメガネを購入しました。

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我が子がメガネをかけることになって本当にショック…。
そして、視力は遺伝でもあるし、ゲームやタブレットをもっと強く抑制すればよかったという反省で、お兄ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱい。
でも、悔やんでばかりいても仕方ない。
せっかく珍しくお兄ちゃんと2人だけでお出掛けしてるんだからと、メガネが出来るまでの間、2人でアイスを食べましたー。

ちなみに、視力低下を恐れていたお兄ちゃん、真面目かってほどに付け外ししていたブルーライトカット眼鏡ですが…。
先生にお聞きしたら「ブルーライトカット眼鏡は近視にはあまり関係ないんですよねー」と一言。
お兄ちゃん、それが聞こえていたのかいないのか、その後も真面目かってぐらいブルーライトカット眼鏡を付け外ししてます(笑)