今日がいちばん小さい君と

気がつけばもう中学生と小学生の息子たち。 いつも私から離れなかった頃が、よちよち歩きだった頃が懐かしい。 どんどん大きくなる息子たち。今日がいちばん小さい息子たち。 そんな「今日がいちばん小さい君と」一緒に過ごす大切な日々を綴ります。

嬉しくて腹が立つ母の日のこと

一昨日の母の日。
何の評価も報酬もない母業にスポットライトがあたる1年に1度の日。
例年、パパと息子たちから母への感謝のプレゼントやお食事が準備される、そんな嬉しい日なはずが、数日前からパパと険悪なムード。

まさかママvsパパという構図でもあり、お兄ちゃんvsパパという構図でもあり。
もう結婚生活も長くなると、討論しても疲れるだけってパパに諦めがあって、何に何故怒っているのか問わなくなった…。
今回も誰に何に何の不満があるのかはっきりせぬまま…。
ただ、まさかママの見解では、パパが一方的に機嫌が悪くて、まさかママ側の非はない(と思っている)ので、こちらから歩み寄るのも違うと思うし。
しかも、まさかママへの不満で機嫌が悪くて、その余波がお兄ちゃんを襲っているのか、はたまたその逆なのかもあやふやないやーな空気。

母の日前日の土曜日もそんな状態で、せっかくの休日なのに子供たちもつまらなそうにしていたので「明日はみんなで近くの大きい公園に行こうか!」と子供たちに提案すると快諾。
重い空気の時に家にいるのほど憂鬱なことはないから、外に出るってことは満場一致の意見だったんだな。

でもそれは、まさかママとお兄ちゃんと弟くんの3人で話したこと。
もう3人だけで楽しく出掛けちゃいたい気持ちを抑えて、母の日の朝、パパも公園にお誘いしました。
返事は「どっちでもいい」。
どっちなんだよ!と思いながら、どっちなの?って聞くとまたこじれそうで、「どっちでもいいって言われてもー」と言って会話は終了。

強引にでも「一緒に行こうよ」って言って欲しかったのかもしれないけど、まさかママにはそんな気遣いをする理由も気力もなく、かと言って「何なの?その態度は?」って攻撃する気力もなく…。
しばらくして子供たちからもう1度聞いてもらったら「行かない」とパパ。

ということで、パパ抜きの3人で公園へ出かけることになりました。
3人とも内心はホッとしたのが正直なところ。
家を出てから「この3人で行った方が楽しいよね」ってふっと口から出たまさかママの本音に、子供たちも「うんうん!」って全くもって同感ってご様子。

家を出る前にお兄ちゃんがパパに怒られてる風に何か言われていたから、何だったのって聞いてみると…

「今日は母の日だから、お母さんには自分たちでプレゼントとかしろよ。お父さんのお母さんはおばあちゃんで、おばあちゃんにはこないだプレゼントしたから、○○(お兄ちゃんの名前)たちは自分たちでどうにかしろよ。お父さんは何もしないからな。」

というようなことを言われたそう。
大人げないなぁ…。

そんな不穏な空気から抜け出して行った公園。
お兄ちゃんは今までサッカーの試合や練習で休日は忙しかったから、こうして母子3人でゆっくり公園へ行くなんて久しぶりで、楽しいひとときでした。
日差しが強かったので、テントも持参したのですが、テントの中で3人でゴロゴロするのも新鮮で。
でも、新鮮なのは久しぶりだったからじゃないな。
パパが一緒だと、男子たるもの公園でダラダラするな!っていう雰囲気で、テントでゴロゴロなんてしないしさせないもんなーと。
お兄ちゃんなんて、気持ち良すぎてテントでちょっとお昼寝しちゃったぐらい。

話は戻って、母の日のプレゼントの件。
「プレゼントなんていらないよ。今日公園でみんなで楽しく遊べればいいよ」って伝えたものの、自分たちでどうにかしろと言われたお兄ちゃん、こそこそと弟くんと相談。
弟くんは「じゃあ、お母さんに綿毛をあげよう!」って提案してくれたそう。
花は花でも、よりによって綿毛ってー。
とってもかわいい発想だけど「綿毛は飛んでっちゃうからいいかなー」と失礼のないようにお断りすると、こんなプレゼントを頂きました。
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 弟くんが「ちっちゃいまつぼっくり~」って。
両手いっぱいのメタセコイア
ありがとう!弟くん!!

一方、オレは帰りに買い物に寄る時に何か買う!ってお兄ちゃん。
帰りに立ち寄ったスーパーで、まさかママとは別行動でなかなか現れない子供達。
見つけた先は文房具売り場。
悩みに悩んだ末にお兄ちゃんがまさかママに選んでくれたのは…

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Bのシャーペンの芯。
まさかママはBが好きってちゃんと分かってるお兄ちゃん、ナイス!
そしてちゃっかり自分の分も。
後でお金払うって言ってたけど、未だに払ってもらってないんですけど~。

ちなみに、パパ、帰ったら洗濯物は取り込んで畳んでくれていた。
でも、夕飯についてはノータッチ。
そうだろうと思って買い物はしてきたけどね。
いただきますの時も、例年は「お母さん、いつもありがとう」コールで乾杯するけど、しらーっと普通に食べ始めてました。

「今日がいちばん小さい君と」の思い出を綴ろうと始めたこのブログに、パパへの愚痴を綴るのは控えていけれど、それもひっくるめて我が家の思い出っていうことで。
母の日当日は、めっちゃ腹が立っていたけど、時間が経って、また、こうして文章にしてみてちょっとスッキリしました。
来年の母の日にこのブログを読み返して「そんなこともあったっけね~」って笑っているかもね。

パパには腹の立つ母の日だったけど、子供たちからの心温まるプレゼントがとっても嬉しかったまさかママでした。