今日がいちばん小さい君と

気がつけばもう中学生と小学生の息子たち。 いつも私から離れなかった頃が、よちよち歩きだった頃が懐かしい。 どんどん大きくなる息子たち。今日がいちばん小さい息子たち。 そんな「今日がいちばん小さい君と」一緒に過ごす大切な日々を綴ります。

いじめられても、弟くんはお兄ちゃんが大好き!そして兄もやっぱり弟が好き!

小6のお兄ちゃん、小1の弟くん。

兄弟の年が離れてるとケンカしないでしょ?なんてよく聞かれるけれど、そんなことは全くありません。

兄の精神年齢が幼いのか、5つの年の差を感じないぐらいいつもじゃれ合って、ケンカして、泣いて、またじゃれ合って…の繰り返しです。

 

何やかんやと相手をしてくれて、いろんな新しいことを教えてくれるお兄ちゃんのことを、弟くんは大好きです。

一方、お兄ちゃんは、いっつもじゃれ合っているわりには、ちょいちょい弟くんにいじわるしたり、怖がらせたり、「だっせー」とか「キモッ」とか平気で言います。

お兄ちゃんに弟くんのことを好きかたずねると「普通」という回答。

ま、「お母さんのこと好き?」って聞いても、回答は「普通」。

 

そんなお兄ちゃんですが、弟くんがまさかママに叱られていると必ず弟くんを助けようとします。

目の前で叱られている時はもちろん、ちょっと離れたところでお友達とオンラインでゲームをしていても、「やめろ!」とまさかママを一喝してきます。

ゲームは止めたくないから、とにかく遠隔作業で音声だけでまさかママを封じ込めようとするもんだから、それはそれは大声で。

 

そして、ちょっと前にはこんなことがありました。

お兄ちゃんがひとりで風呂に入っている時のこと。

なかなか宿題を始めないとか、片づけないとか、そんなことだったかで、まさかママがリビングで弟くんを叱っていたら、「ピロロロローン♪」とお風呂からキッチンへ給湯器の呼び出し音が鳴りました。

そしてキッチンの給湯器リモコンのスピーカーから、お風呂場のお兄ちゃんの大声が聞こえてきました。

 

お兄ちゃん:「やめろやめろやめろ!今すぐやめろ!」

まさかママ:「弟くんもお風呂入るって。いまそっち行くよ」

お兄ちゃん:「大丈夫か?早く来るんだ!」

 

お風呂場のドアを開けて弟くんを待ち構えるお兄ちゃん。(湯舟には浸かっている)

脱衣所でめそめそしながら弟くんが服を脱ぐ間、「だいじょぶか?」って優しく声をかけてあげるお兄ちゃん。

 

いつもお兄ちゃんが弟くんをいじめる構図が多いからか、まさかママはこんな光景にじーんと感動してしまう。

 

って、まさかママがすっごい弟くんを怒りまくっているようですが、下の子には甘いもので、弟くんのことはあまり叱りません。

かわいいから許しちゃう。

 

そして、お兄ちゃんのことも、前ほどは叱らなくなったな。

高学年になり、口も立つようになり、口も悪くなり、まさかママに対しても「うるせーな」「は?」「何急に怒ってんの?」等など、生意気オンパレード。

そんなエンドレスなやり取りに疲れてしまうので、他人様に迷惑をかけるようなことじゃないかぎり叱らなくなったな。

お兄ちゃんに関しては、宿題をやってないいぐらいじゃ叱りません。

困るのは自分だから、ね。

 

母にはガンガン口ごたえしてくる小6男子ですが、ありがたいこと(?)に、まだまだ「お父さんに叱られると怖い」って言うのは健在で、パパに叱られると効果てきめんです。

足の速い小6のお兄ちゃんに、もう母は負けちゃうけど、父はまだまだ負けないしね。

走り負けるようになったらヤバいね、とパパと話したけど、そこはパパも男のプライドがあるらしく「まだまだ負けない!」と。

パパ、体動かそっかな~って軽い感じで、休日にジョギングに出かけることがあるけれど、息子に負けない為のトレーニングでもあるんだろうな、と深読みするまさかママでした。