男子の気持ち母知らず…
真冬なのに半袖半ズボンで外に行こうとする出る小学生男子。
かくいう我が家のお兄ちゃん(小6)もまさにそんな男子でした。
まさかママはそんなお兄ちゃんのことが理解出来ませんでした。
でも、これは小学生男子あるある。
うちのお兄ちゃんが特別なわけではなく、よくある話。
夏が終わり、肌寒い秋になった頃から、母と息子のその戦いの幕は切って落とされる。
毎朝、着替える時に半袖じゃなく長袖を着るように諭す母。
母の言うことを聞かず「寒くない!」「教室は暑い!」そして、「○○だって半袖半ズボンだよ!」と半袖半ズボン同盟の友達の名前を出してくる。
そう、意外とやっかいなのはこの半袖半ズボン同盟の存在。
確かに子供は大人に比べると体温も高めだし、寒さに強い。
よく動くし、よく汗もかく。
大人より薄着になぐらいがちょうどいいのは理解しているけど、小学生男子の半袖半ズボンへのこだわりは、そういう実用的なことが原因ではなく、
■それがかっこいいと思っている
■友達より先に長袖長ズボンにしたら負け
■どんどん脱落者の出る半袖半ズボン同盟の中において、自分が最後の一人になりたい
そんな気持ちは確実にあるよな…と。
うちのお兄ちゃん、そして、そのお友達何人も、低学年の頃はまさに半袖半ズボン男子でした。
お兄ちゃんは確かに暑がりで寒さに強くて風邪もひかない子でしたが、同盟の中にはちょいちょい風邪をひく子もいました。
どの子のママも息子の半袖半ズボンを嘆き、その一方で、困っちゃうといいながら少なからず息子の勇ましさを誇らしく思っている、という奇妙な構図があったように思います。
でもでも、全国の半袖半ズボン男子に手を焼いている親御さん!安心して下さい!そのうち終わります!
小6になった今、我が家のお兄ちゃんはじめ、当時の半袖半ズボン同盟のメンバー、みんな長袖長ズボンです!!
必ず中綿入りのあったか上着も来ています。
普段の学校生活での服装はもちろんですが、お兄ちゃんのサッカーチームでも。
かつて半袖半ズボン同盟の子が多数いましたが、サッカーパンツの下にはタイツ、ハイネックの長袖のアンダーシャツ、ピステ、手袋は必須、待ち時間は即ベンチコート…、そんな変貌を遂げた子が何人もいます。
同盟の解散がいつ頃だったかはっきりは覚えていないのですが、小3か小4の頃には解散の兆しが見え始め、小5の時には完全解散していたかと思います。
いつの間にか、気が付けば解散していたので、しばらくはそんなことを忘れていましたが、我が家の小1弟くんからちょいちょい同盟色を感じるもので、お兄ちゃんのとの半袖半ズボン戦争を思い出し、回想してみました。
半袖半ズボンには終焉があります。
そしてついでに、もうひとつ、男の子あるある!
木の棒を見れば必ず拾い、振り回し、家に持ち帰る…という、木の棒問題。
安心して下さい!
木の棒問題にも終焉はあります。
お兄ちゃんがルーティーンのように木の棒を持ち帰り、玄関付近にため込んでいたのは低学年の頃までだったかと思います。
その後も、珍しい木の棒、大型の木の棒、等々、貴重な(?)木の棒があると、たまに持ち帰って来ましたが、最後に持ち帰って来たのは、小5の時に1回あったかな~という感じ。
確かにそれはキレイで立派な木の棒だったかと。
小6の今は、毎日公園で遊んではいるものの、木の棒を持ち帰ることは皆無です!
男の子の心理って母には理解しがたいことが多々あるけれど、だから新鮮だし、パパのあんなところもあ~そうか!なんて気づきになったり。
子育てっておもしろい⁉