今日がいちばん小さい君と

気がつけばもう中学生と小学生の息子たち。 いつも私から離れなかった頃が、よちよち歩きだった頃が懐かしい。 どんどん大きくなる息子たち。今日がいちばん小さい息子たち。 そんな「今日がいちばん小さい君と」一緒に過ごす大切な日々を綴ります。

弟くんは頑固なガンコちゃん

前々から弟くんに買ってあげると約束していたゲームソフトを買った時の話です。

購入を検討している諸々の家電の現物をチェックしたいこともあり、ゲームソフトを取り扱うお店と隣り合っている近所の家電量販店に買いに行こう!という話になりました。

 

弟くんには「お母さんも見たいものあるから」と事前に伝え、ゲームソフトを先に買っちゃうと「早く帰ろうよ~」騒ぎが始まると思い、先にお母さんのお買い物に付き合って!と提案しました。

 

が、弟くんは「まずはゲームソフトを買いたい」と一点張り。

ワガママっちゃワガママだけれど、ゲームソフトを買いに行くことが先に決まって、後からお母さんも買い物することになったので、冷静にそこをついてくる弟くん。

まずそれが頑固ポイントその1!

 

仕方ないな~と、まずゲームソフトを購入し、「じゃあ、お母さんがお買い物にも付き合ってね」と言うと、「じゃあ待ってる」と電気屋さんの出入り口に佇む弟くん。

もう、帰る気満々!

 

広いお店なので、小1とはいえ一緒に行動しないと心配で、「一緒に行こうよ」と何度も誘いましたが、「ここで待ってる」の一点張り。

なかなか外出しづらい昨今、この機会に一度に用は済ませたいので、弟くんには出入り口で待っていてもらって、まさかママはチェックしたかった家電売り場へ。

 

でもやはり弟くんのことが気になり、気もそぞろで家電を見ては、何度も出入り口に戻り。

その都度、堂々たる様子でただ待っている弟くんの姿を確認。

何度かまた誘っても「ここで待ってるからいい」の一点張り。

そこが頑固ポイントその2。

 

何度かそんな往復を繰り返すうちに、結局家電チェックに集中できず、これ以上の滞在は無駄と判断、帰宅しました。

 

お兄ちゃんの時はこんなことなかったな。

ゲームは後で買おうね、と言えば、渋々ながらも納得し、一緒にお買い物しようと誘えば必ずまさかママに付いて来る。

そう、お兄ちゃんが弟くんぐらいの頃は、まだまだ怖がりで臆病な男の子だったな。

 

お兄ちゃん比べて、お兄ちゃんとはこんなことしなかった!と責める気持ちはなく、兄弟でもそれぞれ違うものなんだな~と実感。

弟くんの頑固エピソードはちょいちょいあって、この時に改めて頑固なんだと確信。

困るけど、どこまでも頑固な弟くんが頼もしくも思うまさかママ。

 

そして、その日の夕方、帰宅したお兄ちゃんにその話をすると、「あ~、分かる!弟くんって頑固だよね。」と笑いながらお兄ちゃん。

頑固だからガンコちゃんだ~なんて言いながら、笑い話になりました。

弟くんもそんな自分の話を聞きながらにんまり。